著者

内山直(うちやま・すなお)

1968年、新潟市生まれ。1994年、新潟大学医学部卒。伝統仏教や心理学・幸福学を学ぶにつれ、キャリアを重視しすぎることなく、家族や友人とより多くの時間を過ごしながら、腰を据えて自己実現に向け取り組むことこそ大切だと考えるようになり、2016年2月(47歳)、経営していたクリニックを後輩医師に譲り、アーリーリタイア。

瞑想は以前から独学で行っており、悟りからほど遠い所でウロウロしていたが、脳科学および心理学分野において「無我」、すなわち「確固たる自分という感覚は錯覚である」との知見が数多く集積されていることを知り、それらを坐禅修行に活用しようと試みたところ、短期間で悟りが理解できたように思えた。自分が感じた悟りが本物なのか、境地の程を試したくなり、2024年7月に禅宗団体「人間禅」に入門。仰月庵老師に参じ、4カ月後の11月には「見性を得た」すなわち「悟りを開いた」と認められるという、スピード開悟を果たした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です