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「ユニクロ」は海外売上高を拡大!

カジュアル衣料チェーンの「ユニクロ」と「ジーユー」を展開しているファーストリテイリング(9983)は先頃、22年8月期の年次決算を発表した。

グループ全体では「増収増益」だった。23年8月期の予想も売上高2兆6500億円(営業利益3500億円 当期純利益2300億円)である。同業である世界トップのインディテックス(スペイン)、2位H&M(スウェーデン)に迫る勢いだ。

売上高
2020年8月期2兆88億円
2021年8月期2兆1329億円
2022年8月期2兆3011億円
2023年8月期予想2兆6500億円

ファーストリテイリングの成長エンジンは、海外事業の拡大である。

国内ユニクロ売上高海外ユニクロ売上高
2017年8月期8107億円7081億円
2018年8月期8647億円8963億円

2018年8月期に海外ユニクロ売上高が、国内売上高を上回って以来、海外事業を伸長。売上高・店舗数は「海外>国内」である。2022年8月期は以下の通りだった。

売上高部門利益店舗数
国内ユニクロ8102億円1240億円809
海外ユニクロ1兆1187億円1583億円1585

(鎌田正文)

業界地図2023年版

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